2007年3月28日水曜日

はじめましてのミッドタウン

昨日六本木防衛庁跡地に巨大な建物ができました。もう新聞、TVなどで話題に〜一様は流行もんチェックに行ってきました。もう、それはそれはおしゃれ度100%、美術館,公園あり、ホテルあり、24時間オープンのスーパーも付いてるということ。すっかり<六本木ヒルズ>が霞んでしまったようです。

実は今から40と数年前私はこの<ミッドタウン>の防衛庁の中を通り中学に通っていました。のどかな話でしょ、もちろん制服きてますよ〜〜中学生の私達には<下校通路>が余りにも刺激的、先ず防衛庁の門をくぐり喫茶室に(今では考えられないお話です)、よくクリームソーダ水を飲みました。クリームソーダは50円、ソーダ水30円。多分、街なかよりだいぶ安かったと思います。

あの頃ちょうど日比谷線が開通、六本木駅から通っていました、俳優座のお稽古場もあり、ホントにきれいなお姉さんや髪を茶色にしたお兄さんがいっぱいで憧れの気持ちで窓から覗いていました。いつも一緒に帰っていた氷川神社の煙草やのTさんとは榮村の狸団子(まだ健在のようです)を店の片隅で団子を食べていた時、Tさんのお母さんにみつかり、叱られた記憶があります。

ある時そのお団子屋で又もや食べていた時、隣に座ったお姉さんの付けていた大きな輪のイヤリングが目に飛び込んできました、私がはじめて<イヤリングをつけている>現実で見た最初の人です。ふと顔をみたら余りにきれいで中学生の私の記憶の中の一番きれいな人でした。その人がTVや映画で観る様になったのはそんな遠くありませんでした。

2007年3月22日木曜日

春を満喫

「品川駅11番ホーム10時31分発に乗ります」という一枚のFAXを持ち誰がくるのかしら?というミステリーを抱えつつ集合。顔なじみの面々&初めましてやらで<いざ鎌倉へ>初対面の方と挨拶もほろろ「戸塚駅にて人身事故の為皆様お乗換えください」とアナウンス。「やだ〜どうするの?」「乗ってよ〜よ、いつか動くでしょ?」こういう時に性格がでます、ある人がさっと動いて方法をリサーチ。新宿から小田急線で出かけることになりました〜このある人は秘書課主任とのこと、さすが〜です。一家に一台(人)です。江ノ電から、腰越を出ていきなり飛び込んできた<海>は穏やかで輝いていました。海と線路の間に走る道路は相も変わらずの渋滞、、車の運転席からは私達を羨ましそうに見ています。「鎌倉散策、お弁当作っていきますよ」この言葉につられてやってきました私。小学校の遠足以来の大仏様、以外と小柄でおきれいで驚きました。子供の頃の印象と変わるものです。Fさんが又おかしい「私、この大仏は鎌倉八幡の隣にあるものと思ってたのよ」「子供と八幡に3回も来てるんだけど、いつも何処にいっちゃったんだろう?」だから子供には「今日も大仏様いないねぇ?」笑いです。

<春の海ひねもすのたりのたりかな>
待ちに待ったお弁当時間は高台にある長谷寺の境内横、そりゃーもう美味しいこと、澄んだ空気と素晴らしい海もご馳走に仲間入り、45年前のお弁当時間もきっと、こんなんだったのでしょう、違うといえばワインとビールが付きました!随分と大人になったもんです。
鎌倉は<いつも混んでいる>イメージが強く、立ち寄ることがなかったのですが、逗子にお住まいのTさんの案内のお陰ですっかり鎌倉ファンになってしまいました〜
写真のお花は<ミツマタ>といってお金を作る時に(造幣)に使われた植物だそうです。
勿論Tさんのご説明より〜

2007年3月20日火曜日

東京タワー

昨晩打ち合わせが長引き、大慌てで帰宅。他でもないこの番組の最終回、普段あまり観る事がない<ドラマ>にどうして引きずり込まれたか不思議。二年ほど前にこの本を購入、泣いたり、笑ったり〜すっかり、りりー氏のファンになってしまいました。会う人ごとに「読んだ?」。TVの中川君はいまいちイメージが違い最初は<慣れ>なかったけど昨日なんか、もうすっかり<僕>だった,おかんの倍賞さんも<女優>にありがちなコラーゲン、ヒアルロン酸は「私はいらないわよ〜」って感じ、自然でよかった、妙に<皴>のところが親近感を勝手に覚えてました。ほんとに今の<女優>サン達、きれいに皴のばしすぎですよね。

ごめんなさい、話はもっとまじめに〜原作、ドラマでもありましたが「この世の中で一番悲しい事が起こった、自分の母親が死ぬなんて事はありえない、決して死なないもんだと」。私も11年前母をすい臓がんで亡くしました、先生から6ヶ月と通告を受けてからも「うちの母は死なない、ありえない」とホントに亡くなる前日迄思ってました。<癌>と付くあらゆる本を読みました、でもそれが現実となり、しっかりと受け止めるにはかなりの時間を用しました。友人から「あの時は、お母さん!という言葉が出るだけであんたは泣いてたわね」と今では笑って話します。やはり<時間>という薬が一番効くのかもしれませんね。

明日はお彼岸の中にち、先日ちょい早めにお墓参りにいってきました。。。

2007年3月19日月曜日

一番大事な

三月から土曜、日曜日が休日になりまして、気持ち、時間にゆとりが出来たせいか落ち着いてきた?という感じです。普段なにげなく見ていたお店のウインドウやCAFEを覗いたり、いつも車で通過していた道を歩き、古い友人とランチする、、etc

今、ママスのアトリエも16年の垢をそぎ落としてます。
私が帽子作りを始めて30年、この木型達も随分と増え貫禄がでてきました。これらが帽子を作る原型とでもいいましょうか、これがないと出来なかったのです。が、時代の流れでこの木型が高価という事や木型職人さんとの<フォルム>出しのコミュニケーションがうまく取れなかったりで木型が消えつつあります。今は簡略化して<チップ>という草や木の表皮を石膏で固めた物を用いたり、お洋服を作る時のように型紙を使用することも増えてきました。

世の中に出回っている帽子の多くは中国、韓国でほとんどが作られています。ママスの帽子は時代に逆らって一つ一つ丁寧に作っています、<おわかりいただいてる方はおわかりいただいてる>と思います。これこそ<スローハット>ストローでないですよ!

先日近所の方が木型をお持ちになって「昔帽子を作っていたのですが、もう作ることもないので、それに捨てるに捨てられない」」「そうですよ、こんな大事な道具を」結局ママスでお預かりすることになりました。

2007年3月8日木曜日

シニア

映画というと<ロードショー>が当たり前の時代ですが私のワカイころは2本、3本が普通(学生でしたのでお金もなかったと思います)、3本観て帰る頃は、話はごちゃごちゃ、アランドロンもマックイーンもみな兄弟!学割で300円か500円だったと記憶します。

今、通常大人は\1800ですが<レディースディ>という毎週水曜日のサービスを利用すると\1000で観られるのです、大きいですよね。その他夫婦どちらかが50歳とか60歳以上はいつでも \1000、、たまにチケット購入の為並んでいて、前におじさんでもオニイちゃんでも居ようものなら「夫婦しませんか?」って一度言ってみたい!まだその勇気がでませんが、、最近サービス、特典慣れした私は遂に<シニア>デビーを果たしました。

一番最初の<犯行>は友人と二人で。新宿武蔵野館「白バラの祈り」朝10時半、エレベータの中でブツブツ生年月日の練習を、あなたの方が<歳にミエル>とかいいながら、二千円を握り締めいざ窓口に「シニア二枚ください」(くるぞくるぞ、、証明書を提出、あっ忘れました、では生年月日を?)もう頭の中は台本通りに進行、ところが唐突に「なんの映画ですか?」「え〜、?」何を観るのかすっかり忘れてしまったんです。後ろにいた友人に「何の映画だったけ?」シニアは朝早くからとても疲れました。

恥の第二弾、これは先日のこと。シニア久しぶり〜〜
渋谷の映画館「マリーアントワネット」。入れ替えなので、<最終の回>を朝並ばずして購入、ここはもうすんなりとゲット〜夜を待つばかり。ところが急に用が出来、映画が観れなくなってしまったんです、せっかく手に入れた?シニアチケットを使えないとは、そうだ返金してもらおうと窓口に。「スイマセン、都合が悪く返したいのですが?」「はい、結構ですよ」と千円が戻りました「ところで、理由をお聞かせください?」そんな〜〜急に言われてもですよ、、そこで発してしまった言葉が「子供が熱を出したもんで!」笑いですよ〜お姉さんも下向いて笑ってた!シニアの子供はいくつかな?

2007年3月5日月曜日

手仕事

ここ上原にショップ&アトリエを開いて16年にもなります。ほんとにお客様のお蔭といつも感謝しております。

稲城市にお住まいO様も、オープンして間もない頃「帽子教室に入りたいのですが」(最初は教室を開いておりました)「帽子は一回いらしただけでは出来上がりませんが、よろしいですか」「そうですか〜」と何か余韻を残す会話をした記憶があります。あれから16年たくさんのお帽子をお求めいただき、お来しいただいた際には「句会」の話で盛り上がります。でも、でも心の中では本当に申し訳なかったと思っております。なんでよく話をお聞きしなかったのか?と。

この刺し子のお布巾も今日作ってきてくださいました。。「娘に叱られちゃうのよね、<お母さん、夜中にそんなもん縫って>って、でも縫っていると心が休まるんです」晒しの生地一反を何枚かに裁断、地の目を揃える為に一度洗い、そして、この刺し子で5時間、「バザーにだして150円でも売れないのよ〜」そうなんです、時間ではない、<物>をつくるという喜びを私はO様から取り上げてしまったんです。いつかご一緒にゆっくりと時間など気にせずに<帽子作り>しましょうね。そんなに遠〜い話ではないと思います。

よく聞かれます「帽子一個に大体何時間かかりますか」。。。一言では言えません。
さっとできる時もありますし、なんどもホドイタリ、ヌッタリ〜

2007年3月3日土曜日

おめでとう!

昨日友人の美也子さんの結婚披露パーティー&CAFEオープンが神宮前で行われました。

3年ほど前から彼のことは聞いておりましたが、やっと<皆様>に紹介とあいなったようです。久々にお会いした花婿もすっかりと男っぽく、凛々しく<カリブの男風>にバンダナを巻き、ジョニーディップとでも申しましょうか?カッコよかったです。一方、花嫁美也子さんは薄いベージュのサリーをさりげなく巻き、髪には真紅のバラを、可愛さに満ち溢れていました。あの小さな?身体の中に潜んでいるパワーはどうして生まれるのだろうか?いつも疑問に思うのです。 お二人の挨拶がとても簡潔で光ってました。

 新郎(マダン)「私は美也子と知り合い、とても幸せ。これからもっともっと彼女を幸せにしてあげたい」(やる〜〜〜)
 新婦(美也子)「私はマダンと会えたことが最高の幸せ、朝起きると隣に彼がいてくれる喜びを毎日感じます。これからもずーっと一緒に暮らしていきたい」(泣かせる〜〜)

国籍、年の差?は何のその、彼女らしい決断に拍手!
といいながら、、やはり彼の存在をはじめて聞いた時は正直驚きました「なぬ〜、23歳年下か?犯罪でしょう?」その通りでした。なんでもネパールでは15歳以上年の差がある<結婚>は法律にフレルそうで刑務所に入るか又は罰金、勿論彼女は<罰金>を支払ったそうです〜日本にもその規則適用したらいかがかしら?おっと、ひっかかる人物発見!