2013年2月13日水曜日
届いた帽子
数日前のこと、、、電話「もしもし、帽子やさんですか?」「はい!」「こちら、クリーニング店ですが、お客様の帽子をお預かりクリーニングしましたが、お客様はこの帽子を記念館に保存したいとおっしゃってまして、、専門家のあなたに一度みてもたらいたいのですが?」「どんな帽子ですか?」「海軍、横浜・横須賀部隊時代の帽子だそうです、、」「是非、見せてください」、、、
程なく届いた紙袋、、ドキドキしながら開ける、、、紛れもなく唯一父の<記念写真>と同じ帽子が届いたのです。偶然とはいえ、父がかぶっていた同じ帽子が私の手元に、しかも同じ部隊、私にそれを修理する役目が訪れようとは、、、急に涙がこみ上げてきました。思えばこうして<帽子>という職業に就いたのも<父>の存在が、チョットあったのかも知れないです、、帽子好きの父につれられ伊勢崎町の帽子屋に行き、似合ウ、似合ウ、、、と店員さんにオダテラレ、嬉しそうにしていた父、、こうして記せば仲の良い、幸せな父娘と思うか、、、それがとんでも!父と共に生活をした記憶など少なく、常に父をはじめ母に反抗的な嫌や~な子供だったと思う。。。。そして半世紀、、、巡ってきたような<帽子>、、、お墓の父も喜んでいると思う。
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