2008年9月12日金曜日

昔も今も

秋の夜長といえば<読書>。昨晩、読書の前にまずは<本>の整理と思い夜な夜なゴソゴソしておりましたら、ある帽子の本の中からちょうど10年前の記事の切り抜きが出てきました。記事の内容は今の世に全く通じる、まさに常々感じていることでした、、

このところ、寒いのとサングラスに帽子が定番の芸能人に魅せられてか、帽子をかぶる人が目立つ。でも、レストランの中では脱ぐべきなのだ。
週末、見回してみると皆かぶったままでグラスを傾け、フォークを使っている。あそこは毛糸帽を目深に、こちらは野球帽というように、脱ぐ気配もないが、なにか勘違いをしているのだろうか?例えばゴルフ場のレストランでも帽子は脱いで入り口にかけてから入室するのが常識だ。

太平洋クラブマスターズで優勝した英国の青年、リー・ウエストウッドが、インタビューマイクをむけられるや、さっと帽子を脱ぎ、笑顔で答えている姿にハットさせられた。その腰の低さ、誠実さがさわやかに輝いて見え、人間的にもかくありたいと思わせてくれた。

洋式マナーでは、レディの飾り帽子はよいとされているが、今時、あの映画で見るような帽子をかぶっているはずもない。(おいおい、、あなたの周りにいないだけでしょう)

要は一緒に食事をする相手、周囲の人、作ってくれた人に敬意を表すこと。コート同様、帽子は取って食べ、「買い食いスタイル」とは一線を画したけじめが欲しい。
                           今井登茂子

この筆者はおしゃれなレストランでは野球帽や毛糸帽子は脱ぎましょう、、と。私も同感です。男性の帽子は女性と同席した時、エレベターに乗る時などは取ります。でもこんな面倒なこと言ったら誰もかぶってくれなくなります。女性の場合も<おしゃれ>の為の帽子だけではありません、急な<お食事>の時などとても髪までも?美しくしている時間がない時などとても帽子は役にたつのです。ようは帽子の<かたち><素材>なんです

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