「第18回八甲田ウォーク」以前よりニュースなどで見聞きして一度行きたいと、この度やっと実現しました。酸ヶ湯から谷地までの8.何キロの道路、雪の切リ通しを歩きます。
前日までのポカポカの春陽気から一転この日は朝から猛吹雪(やはり私は雨女)初めて見る<地吹雪>積もっている雪が天空を荒れ狂うように舞い、1メーター先が見えないのです、朝10時、中止の声高くなっての決行でした。期待と不安が交錯し、おじさんの「無理しないでくださいよ」の優しい言葉が「あなたは辞めておきなさい」と聞こえます、こうなったら意地の維持です。遭難したら新聞に出ちゃうんだろうな、、くだらないことをと思いますが結構真面目に考えていました。
スタートして30分くらいは日ごろの訓練の賜物で足はどんどん前に進みますが寒いのなんのって!歩けば暖かくなると思いきや、スピードがない分零下の中ではどんどん身体が冷えていきます。鼻水は出る、睫毛は凍る、巻いてるマフラーもガリガリと音をたてて凍ってくる、前を一人歩いてたおじさんが突然振り向いて「このシャッターを押して」と写真を頼まれたがシャッターを押す指が動かない、そのおじさんの顔も鼻水ダラダラ、、寒い体験をしにきた私、この寒さと共存して生活をしている地元の方たち。いかに過酷で厳しいものかをしっかりと感じ受け止めました。
でもなんだかんだといいながら高さ5,6メートルの雪の切通しを二時間ほど<意地の維持>で歩きました。あの救助おじさんの車が私の横を行ったり来たり「ZAMA〜MIRO」まだマラソンに出たことがないけれどこんな感じなんでしょうか、<ゴール>の文字を見た時の達成間はなんとも言えないうれしさでした。。それにしてもゴール横で流れていたミュージックがプレスリー<この胸のときめきを、when I say Ineed 〜♪♪ >
を、、なんでだろう?感動的には聴こえたが・そこが青森らしいところかも。
是非雪の切通しを写真でご覧いただきたかったのですが気力、体力ともになかったもので出発前の写真を。
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