2009年3月11日水曜日
お取り寄せブーム
クラさんより噂の高い<冨久屋・ロールケーキ>を頂戴。時折デパートで販売しているそうですが<発送はしない><出店はしない>の素晴らしい老舗根性です。今どきの売らんかね~の商魂逞しい商い屋さんとは一線をひいております。話は横にそれますが、数年前伊勢神宮を訪れました際、小さな川のほとりに<赤福>本店(あの騒ぎになる以前)があり美味しくお茶と赤福をいただきました。あの赤福の餡の模様は「この川の流れを表現している」そうです。そこで土産用に求めた本場モンの赤福を大事に名古屋から新幹線に乗車、名古屋駅で何処でも売っているのは納得ですが、車内「伊勢名物、赤福はいかがですか?」薄目をちょっと開けてみると私と同じ赤福が山と詰まれているカートが通過するではないですか、そして東京駅到着、、もう見たくはないあのピンクの包装紙と駅売店にてまたご対面。トドメは新宿にて遭遇~~赤福には罪はございません、美味しくって手頃な価格で大好きです!でも私は時間とお金を掛け伊勢参拝のついでとはいえ<赤福>に行ったのです。何処もかしこも簡単に手に入るというのはいかがなもんでしょうかね?土産選びも楽しい事、本来はそこの土地にしかない物をと探し求めるのが常ですが、昨今何処に行っても安易に手に入る、ましてやネットという文明の利器の登場で机上だけでゲットとなる訳です、このネットの便利さもこの上なく分かっておりますが、、ですね、あ~、でもどうしてもアチコチで売りたいというのなら、<赤福>に限らずせめて本店(発祥地)の包装紙は違う色にする、箱を一回り大きくする!とかならないものでしょうか。いただいた方も喜び倍増です「あら、これは本店ですわね」なんて。
さて、冨久屋のロールケーキは昨今<ロールケーキ>流行の走り、元祖的存在だそうです、彼女は子供の頃から食べていた、まさにロールケーキ一筋のお菓子屋さん。細かく刻んだ栗の入った生クリームをしっとりとしたカステラで包み込み、その外側をパイのような生地で更にしっかりと包まれた素朴でかつ見事なロールケーキです。食べてみたい!という方はデパートで販売する時に整理券をもらうか、くらさんにお尋ねください(笑)
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