2010年5月31日月曜日

去りし五月、早いな~


北本のギャラリー・SAZAさんのカレンダー<五月>は、私がモットーとして?大好きな言葉です!いつもこんな気持ちで、過ごせたらイイナァ~と思ってます。

2010年5月25日火曜日

朝のシンデレ・ラ・ラ・ラ♪


小雨振る昨日早朝のこと。ビニール傘を差しつつ歩道橋を渡り(上り)だいぶ頂上?にさしかかった処で,雨のせいか履いていた靴がポロリと脱げてしまいました。「あっ!」と叫んだ瞬間、私の靴はコロコロと転がり落ち、雨で濡れた鉄の階段の中程の辺りでピタッと、、私は片足で棒立ちのところに、、、階下にいた出勤前の男性がさっさっと落ちた<靴>を拾い上げ、足早に駆け上り私の手元に「どうぞ」と。突然のことで、スグサマお礼の言葉も出ずして、その方はにこやかに立ち去ったのです。私は小さな声(うそっぽい?)でその方の背中に「どうも、ありがとうございました」~~久しぶりに朝イイ出来事,早起きは三文の徳じゃ~~それにしても落下した靴が新しく、パンプスでよかった、!まるでガリバーの履いていた様なヨレヨレ厚底靴だったら拾って貰えなかったかも知れない。。。いや、待てよ、彼は階段の上の私を見ていない(後姿だ)、落ちてきた靴はヒール7センチの靴(彼の心の中は「この靴は若い子かも?」)、、さっと靴を拾い届けて顔も見ないでサッと去る、、ヨメタ、彼にって靴の主は想定外の人物だったのもかもしれない。なんだ、なんだ、やはり一朝限りのシンデレラでした。。。

2010年5月22日土曜日

五月の風を君に!セルジオ・メンデス


このコピーに乗せられたのでもなく、懐かしく,聴きたくて六本木ミッドタウン<ビルボード>に。Oh'mukasiニッポン放送「オールナイトニッポン」の‘カメカメエブリィーバディー’を聴く為にヨルネしてまでも聴いていた音楽番組。私の受験英語もラジオのお陰で随分と勉強になりました(と言いたいが)、、、あの頃はビートルズの曲の歌詞が一番役にたったかもしれません。中でも私のお気に入りはこの「セルジオメンデス・ブラジル’66」でした。曲タイトル「FOOL ON THE HILL」なんては丘の上のバカ?(笑っちゃいます)OnやTheの使い方など、など、悲しくも結果?は別として、とても役立ったのです。
さてコンサート会場は予想に反してチョウ・超満員。どうせオジサン・オバサンばかりだりだろうに~と思っていましたら、飛んでもありません、若い男女それもキチンと夜FUKUの方もいればジーンズTシャツ、、千差万別でした。不思議、ふしぎ、、でもそれはコンサートがはじまり暫らくしたら解りました、、彼が作る<ブラジル音楽>にプラス、ボーカルに今の音楽・リズム<ヒップ・ホップ>がMIXされてなかなか楽しいのです。ボサノバ名曲「おいしい水」などを16曲、アンコールには待望「マシュケナダ」イントロが流れ始めると、もう待ってました!とホール一同スタンディング。。。とってもエキサイティング。セルジオおじさん、頑張ってました。

2010年5月12日水曜日

「母」


,,,私には二人の「母」が居る・・・私が小説を書く時はこの文で始まろう~と高校二年の時に決めていました。なんで出だしだけを考えていたか、多分親に不満があったのかもしれませんが,17歳の多感な時期だった!とお許しください、、、折りしも先週<母の日>、偶然にも読んだ三浦綾子著「母」。プロレタリア文学の旗手・小林多喜二の母が息子を語り、それを三浦綾子が小説とした<本>です。私の学生の頃はまさに「学生運動」の盛ん(表現が正しくないかもしれない)、校内あちこちと「なんとか反対」の大きなたて看板、ヘルメット姿の学生、青森出身の同級生に「君はどのセクト?」とか聞かれ「ノンセクトよ」と答えたら「君みたいのはノンポリというんだ」と。ノンポリといわれて「オノボリ」と間違え「東京よ!」と返答してバカにしたような顔をされた記憶。そのくらい社会や政治にたいしても甘ちょろい私でした、、、小林多喜二といえば「蟹工船」、、丸暗記のような、この程度の認識しかなかった私ですが「本」は、その当時の社会を通して多喜二の生い立ち、貧困、社会運動などを母の目を通して<息子>を語るのです。全編に流れているのは<母が与える息子への愛>、、、「心優しい多喜二がなんであんな死に方なんだべ」と、、久々に感銘を受けた著書でした。

2010年5月9日日曜日

念願でした



連休最終日を飾るにふさわしい、、、天・人に恵まれて足利フラワーパークにて<世界一の藤>を見てまいりました。GWは必ず入場者ランキング一・ニ位に入るほどの人気のエリアなのです。どんなに混んでいても今年こそ行くぞ!と決めていました~噂に違わず、こりゃ人も来るわ!それほど期待に答えてくれた<藤>でした。これを読んで私も「行こうかしら?」とお思いになったら、すぐにGOです。。。
叉この地で発見多し、、広大な敷地の中に生きる樹木の世界、藤に限らず古木は形や色も香りも若い樹木にはかないません(人間の世界と同じでしたワ)。妖艶な、ちょっと大人のそそわれてしまいそう?な藤の香り。このフラワーパークは藤の花ばかりでなくつつじ(躑躅)や石楠花(しゃくなげ)[パソコンは偉いぞ!]そして白いボンボンはかわいい大でまり、、、、帰りの車中は藤の香りのせいでしょうか、柔らかな微笑でうずまり、何故か心が優しくなった一日でした。

2010年5月5日水曜日


連休スタートはまず念願「化粧二幕」を座・高円寺にて。一時間半の芝居のラストは女座長がわが人生を語り号泣するシーンなのですが、私の眼前で涙ボロボロ、目を真っ赤にし、鼻をグチュグチュに出した<女優の演技>を目の当たり(一メートルと離れていなかった)で観ることができたのです。素晴らしかった、なんて言葉が陳腐すぎてどの様に賛辞を表わしたら良いのか~~帰り際ホール入り口に飾られた、この芝居の作者・井上ひさし氏の写真と色紙に一礼、彼の痛烈な社会風刺、緻密な史実、でも彼流のウイットや笑いの戯曲小説がもう誕生しないと思うこと、そしてこの芝居が観れなくなった寂しさと、逆に最後に観れた喜びがごちゃごちゃになった頭で高円寺を後にしました。美佐子様、、お疲れ様でした。